そんなあなたの不安にお答えします。
このブログを読めば以下のことが分かります。
- 仮想通貨運用で何を気をつけたらいいのか
- 詐欺やハッキング等のトラブルに巻き込まれないための対策
仮想通貨のトラブルはなぜ起こる?
仮想通貨と聞くと
「詐欺?」「怖い!」
というイメージがある人も多いのではないでしょうか。
確かに仮想通貨のトラブルは年々増加しています。
ただそれは仮想通貨自体の問題ではなく、主に以下の2つが原因です。
- 取引所のセキュリティ面
- 個人の危機管理不足
この2つは個人の行動次第で回避できる部分でもあります。
仮想通貨のトラブルはどんなものがある?
まずは「敵を知る」ということでどんなトラブルがあるのかご紹介します。
国民生活センターによると『仮想通貨』についての相談は2021年にぐっと増えているのがわかります。
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|
相談件数 | 3,455 | 2,802 | 3,344 | 4,662 |
主な相談内容は
- 婚活サイトで知り合った男性に勧められて暗号資産に投資したが、口座凍結の解除に必要だとして、高額な費用を請求されている。どうすればよいか。
- アプリで知り合った人に紹介され、暗号資産を購入して海外のサイトに送金した。さらに本人確認資料として運転免許証の画像を送付したが、サイトと連絡が取れなくなった。
- 息子が友人から仮想通貨に関する投資に誘われ、学生ローンの申し込みをしたようだ。投資の契約を解約し、借金を返済したい。
- SNSで知り合った女性に海外取引所未上場の暗号資産を紹介され購入したが、騙されたと思う。返金してほしい。
- インターネットの投資コミュニティに入会し、「これから上場予定の仮想通貨を購入すれば最低20倍になる」と言われてお金を振り込んだが、担当者と連絡が取れなくなった。
引用:国民生活センター
というものでした。
これを見て何か気づきましたか?
相談の内容のほとんどが、誰かから紹介されて始めたら詐欺だったというパターンです。
これは自分で気をつけていれば回避できますよね。
絶対儲かる等のうまい話。
よく分からない投資話には乗らない。
という意識を持ちましょう。
実は仮想通貨の偽造や不正はほぼ不可能
おそらく仮想通貨を始めたいけど悩んでいる方のほとんどが「ハッキングで資産全部取られたりしないの」と不安だと思います。
ただ仮想通貨がハッキングされる可能性はほぼ皆無に近いです。
その理由は『コスパの悪さとバレやすい』から。
データ改ざんはすぐにバレる
仮想通貨はブロックチェーンというシステムで構築されています。
このブロックチェーンは簡単に言うと「仮想通貨を持っている全員が同じ口座の通帳を持っている」というイメージに近いです。
AからBにビットコインが移動すればその記録は記帳され、またBからCに移動すればその記録も更新されます。
また過去に遡って記録を改ざんすることもできません。
なのでどこかで悪い人が改ざんできたとしてもすぐにバレてしまうのです。
ハッキングはほぼ不可能
このブロックチェーンをハッキングするのは正直めちゃくちゃコスパ悪いんです。
ハッキングするためにはものすごい電力とものすごいコンピューターでないと動かせません。
もしハッキングしようとすると世界中の半分のパソコンを乗っ取り、電気代だけで1時間約8000万円かかります。
悪さをするにはコスパが悪すぎる。
なので仮想通貨は捏造や偽装ができないしっかりと守られている資産です。
ではトラブルを回避するためにはどうした良いのか具体的な対策をご紹介します。
トラブル回避のための具体的な対策
トラブルは自分の行動で防げます。
被害に遭わないためには日頃から意識することが必要です!
なので今回はトラブルに巻き込まれないための具体的な5つの対策をご紹介します。
対策1:必ず稼げるなんてない
投資の世界に「必ず稼げる」なんてないと覚えておきましょう。
「この銘柄は必ず稼げる」
「今後必ず値上がりする」
こう持ちかけられても簡単に信じてはいけません。
しっかりと自分で調べて、納得した上で投資するようにしましょう!
対策2:得体の知れないリンクは疑うべし
最近もコインチェックの偽アカからDMがきた方がURLからログインしてしまい資産が全部取られたという被害がありました。
現在でもこんなツイートが拡散されています。
コインチェック名乗る詐欺垢 pic.twitter.com/HlgEPvcfUV
— Counselor HIRO@龍 (@Chiba2016) March 7, 2022
せっかく運用してきた資産が全部取られるなんて考えるだけで辛いですよね。
このような被害に遭わないために
- DMやツイートはまず疑え!
- SNSは必ず公式サイトのアカウントか確認
- ログインは公式アプリやHPからする
これは迷惑メールと同じですね。
よく分からないリンクは開かない!基本無視!
対策3:草コインは狙わない
草コインとはビットコイン以外の通貨(アルトコイン)の中でも時価総額が低く、知名度も低いコインのこと。
実は仮想通貨の銘柄は約6000種類以上あるのを知っていますか?
この種類の中には、実体のない詐欺コインと呼ばれるコインもあります。
確かに買った時の100倍以上の値になったコインもありますが、価値がほぼ0になるコインもあります。
例えば一時話題になったスピンドル(別名ガクトコイン)とも呼ばれる通貨は、上場直後は上がったもののすぐに価値はほぼ0円になりました。
草コインって確かに1万円が100万円になる可能性もあるので夢がありますよね。
ただこのようなリスクもあります。
なので初心者はまずは王道のビットコインまたはイーサリアムがオススメです!
対策4:二段階認証は必ず登録
少しでもリスクを減らすために「二段階認証」は必ず設定しておきましょう。
二段階にするだけで最悪の事態を回避できることもあります。
ログインされると通知が届くようにしておくなど第三者にログインされにくいような対策をとっておくことも大切!
またパスワードを毎回同じにしない。バレやすいパスワード(誕生日や電話番号など)にしない。という対策も基本中の基本ではありますが重要な対策です。
対策5:取引所はセキュリティを重視しよう
取引所のセキュリティはとても重要です。
仮想通貨では取引所が日本円の銀行にあたります。
この銀行(取引所)のセキュリティが甘いと銀行強盗(ハッカー)に資産が狙われてしまいます。
大切な資産が狙われないためにもセキュリティ体勢がしっかりと構築されている取引所を選びましょう!
ハッキング被害で一番有名なのが2014年3月に起きた「マウントゴックス事件」
取引所をハッキングされ約480億円相当のBTCが盗まれました。
日本人でも被害にあった方がおり、取引所からの返金は現在のところされていません。
実は有名なコインチェックも一度580億円相当のハッキング被害にあいました。
しかしコインチェックは事件後3ヶ月以内に自社負担で被害者へ返金されており、これをきっかけに日本の取引所のセキュリティ体勢は強化されました。
セキュリティ重視オススメな取引所
ではトラブルに巻き込まれないためにもセキュリティ体勢はしっかりと構築されているオススメの取引所を紹介します。
コインチェック
- アプリが見やすくて使い易い※ダウンロード数3年連続No.1
- 東証一部上場企業の「マネックスグループ」の傘下で徹底したセキュリティ対策を構築
- 取引所手数料が無料
- 取扱通貨数が国内最大級の17種類
手数料 | 取引所:無料 |
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取引銘柄 | 17種類 |
最低注文数量 | 500円〜 |
ビットフライヤー
- ビットコインの取引量6年連続No,1※Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
- 少額(1円〜)投資ができる
- セキュリティ面が充実している
- Tポイントをビットコインに交換できる
手数料 | 取引所:0.01〜0.15% 販売所:無料(購入価格と売却価格の差であるスプレッドの負担があります) |
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取引銘柄 | 15種類 |
最低注文数量 | 1円〜 |
海外の取引所を使う人もいるけれど投資初心者さんは特に国内の取引所を使うようにしましょう!
まとめ
今回は投資初心者さんに気を付けて欲しいトラブルに巻き込まれない対策についてご紹介しました。
以下が今回のまとめです。
- 必ず稼げるなんてない
- 得体の知れないリンクは疑うべし
- 草コインは狙わない
- 二段階認証は必ず登録
- 取引所はセキュリティを重視しよう
口座はを開く際は
コインチェックまたはビットフライヤー
で仮想通貨を始めましょう!