今回はそんなお悩みにお答えします。
この記事を読めば、仮想通貨を始めるために必要な基礎知識を学ぶことができます。
それでは説明していきます♪
仮想通貨って何なの?
仮想通貨は読んで字のごとく、「仮想」の「通貨」です。
なので日本円のようにお札や硬貨などの実体はありません。
あえて言うのであれば仮想通貨の正体は「暗号」です。
仮想通貨の定義がこちら
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
引用:日本銀行
仮想通貨と法定通貨(円やドル)との違い
仮想通貨と法定通貨は以下の部分が違います。
仮想通貨 | 法定通貨 | |
実体 | お札や硬貨 | なし(ネット上の暗号) |
管理 | 国が管理 | 特定の管理者はいない ※一部は管理者あり |
セキュリティ | 国や銀行 | ブロックチェーンと取引所 |
発行量 | 上限なし | 一部上限あり ※例)2140年ごろまでに2100万BTCを発行 |
仮想通貨って安全なの?
仮想通貨は簡単に改ざんや捏造できません。
例えばビットコインはブロックチェーン(分散型台帳)という技術で守られています。
ブロックチェーンとは?
このブロックチェーンとは簡単に言うと「全員が同じ口座の通帳を持っている」というイメージに近いです。
AからBにビットコインが移動すればその記録は記帳され、またBからCに移動すればその記録も全て暗号化されて残ります。
また過去に遡って記録を改ざんすることもできません。
なのでどこかで悪い人が改ざんできたとしてもすぐにバレてしまうのです。
仮想通貨のメリット
仮想通貨のメリットは
①海外への送金手数料が安い
仮想通貨は金融機関通すことなく「送金・決済可能」です。
通常であれば、送金銀行+受取銀行+中間銀行の手数料が発生するため5,000円以上かかってしまいます。
ですが仮想通貨は人件費もかからないため海外だったとしても手数料は2,100円ほどでした。(※ビットフライヤーで計算。BTCのレートによって変わります。)
②24時間365日対応
銀行は営業時間によって送金や決済が左右されてしまいますが、仮想通貨は関係ありません。
いつでも取引が可能なため日中なかなか銀行に行けない方でも普段のスキマ時間でできます。
③世界中で使える
仮想通貨であれば、どこでも通貨の単位は同じです。
なので海外旅行の時にわざわざ両替する必要はありません。
まだ決済できるお店は少ないですが、海外を中心に徐々に増えています。
仮想通貨デメリット
仮想通貨のデメリットは
取引所のハッキングリスク
ブロックチェーンの改ざんや悪用はできませんが、取引所がハッキングされるというリスクがあります。
これは銀行が強盗に入られるリスクと同じ。
取引所のセキュリティが甘いとハッキングされる可能性があります。
そのため金融庁に認定された取引所でセキュリティ対策が構築されているところを使うようにしましょう!
取引は全てネット上
当たり前かもしれませんが、取引は全てネットです。
ネットが繋がっていない場所では取引ができなくなってしまいます。
税率が高い
個人的にはこれが一番のデメリットだと思っています。
仮想通貨は株式投資やFXと違い、「雑所得」扱いとなります。
- 雑所得
- 累進課税
- 約15〜55%の税率
- 申告分離課税
- 一律
- 約20%の税率
仮想通貨の始め方
仮想通貨の始め方は全部で3ステップです。
[ptimeline color=”pink”] [ti label=”STEP1″ title=”取引所の口座開設“]取引所は仮想通貨版の銀行です。
仮想通貨を取り扱うのなら必ず必要になります。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”取引所へ入金“]
口座を開設したら、取引所へお金を入金します。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”仮想通貨を買う“]
取引所で仮想通貨を購入します。
[/ti] [/ptimeline]
私が使っている取引所はコインチェックとビットフライヤーです。
初心者にも優しい取引所なのでおすすめです。
コインチェック→アプリが一番見やすい
ビットフライヤー→積立が簡単にできる
仮装通貨選ぶポイント
信頼性
信頼性は『時価総額』で判断できるでしょう。
多くの人が取引しているということであれば、ある程度信頼出来るということになります。
ただこれも絶対とは言えません(´;︵;`)
例えば一時話題になったスピンドル(GACKTさんがプロジェクトに関わっていたため別名ガクトコイン)と呼ばれる通貨は、上場直後は上がったもののすぐに価値はほぼ0円になりました。
将来性
次に大切なのが『将来性』です。
例えば、時価総額1位の「ビットコイン」は
- スタバやコカコーラなど有名企業がビットコイン決済を採用
- エルサルバドルが法定通貨として認定
- 米国の電気自動車大手テスラが1600億円分のビットコインを購入
これらのことを考えてもビットコインの価格が急激に下がるという可能性は低いかと思います。
流動性
最後は『流動性』です。
簡単に言うと「売りたい人と買いたい人がいるか」ということ。
この流動性が低いと
- 仮装通貨を現金化できない
- 他の通貨への交換ができない
などの問題が起こる可能性があります。
なので比較的時価総額が大きく、取引も活発な通貨がオススメです。
オススメの運用方法は?
初心者にオススメの運用方法は『積立』です。
つみたてNISAをやっている方がご存知かもしれませんが、一度設定すればあとは決まった金額を積み立てていくだけなので初心者でも簡単です。
つみたてをするならコインチェックかビットフライヤーがオススメ!
積立運用についてはこちらで詳しく解説しています。
仮想通貨の詐欺に気をつけて
仮想通貨は、トラブルも多いです。
- 「絶対値上がりするよ」などと誘われても買わない
- Twitterなどで送られてきた得体の知れないURLからはログインしない
など普段から気をつけていれば防げるものがほとんどです。
詳しくはこちらにまとめたので不安な方はこちらからチェックしてみてください。
まとめ
今回は「超初心者向け仮想通貨の基礎知識」についてお伝えしました。
色々とお伝えしましたが、仮想通貨を始めるなら
- 仮想通貨は何なのか?
- どんなリスクがあるのか?
- どんなメリットデメリットがあるのか?
だけでも最低限知っておくといいと思います。
仮想通貨は情報がたくさんあるので、あとは実際にやりながらその都度調べるのがオススメ!
始めるなら日本の取引所で金融庁からの許可が出されている「コインチェック」や「ビットフライヤー」が良いと思います。
仮想通貨初心者の方の参考になれば嬉しいですʕ•̀ω•́ʔ✧